青汁の賢い選び方

■青汁の賢い選び方■

毎日青汁を飲む。

現在の食生活で、これほど分かりやすくて効果的な健康法はありません。


人間は食べ物で体を作り維持しています。
それは、当たり前ですが口から入るものです。

日本の気候に合い、体質に合うものを毎日効率良く食べれば・・・

こんな些細な行動なのに、影響力は計り知れないですね。

どの青汁も悪いわけではありませんが、 体質によってバランスをとれるものを選ぶとより効果的なのは簡単に理解できますよね。

それでは、あなたに合う青汁は?

・・・


なかなか難しいですよね。


そこで、私たち日本人の昔ながらの食生活で利用されてきたものから判断してみようと思います。


その前に、青汁の原材料にはどんなものが利用されているでしょうか?


①ケール(キャベツとブロッコリーの原種のような植物)
②大麦若葉
③桑の葉
④モロヘイヤ
⑤明日葉
⑥い草
⑦葛の葉
⑧青しそ
ヨモギ


おおまかに上記の青汁が主原料だと思います。

この中で昔から日本人の一般庶民が一般的に利用しているものは、
⑧青しそと⑨よもぎぐらいではないでしょうか。
ケールは、キャベツですら明治以後食べるようになったものですから歴史がほとんどありません。
大麦の若葉やモロヘイヤはもっと新しいものです。
明日葉やい草、葛の葉などは一部の地域でごく稀に使われているものです。

青しそは昔から使われている大変優れた植物です。
しかし、青しそは虫に大変弱く、他の青汁の原材料に比べると農薬を多量に使うかハウス栽培で十分に太陽の光を浴びていないものが多く(硝酸性窒素の問題)危険度が高いと思われます。


では、ヨモギはどうでしょう?

ヨモギは市販されているものすべてに言えますが、農薬は使いません。
虫に食べられたヨモギを見つけるほうが難しいと思います。
特に春に取れるよもぎは、虫が少ない時期でもあります。

ヨモギ製品を選ぶ際に無農薬かどうかは判断材料にはなりません。
ヨモギは無農薬が当たり前なのです。

ヨモギ製品を選ぶ場合は、苦味の少ない(シュウ酸の少ない)新芽を利用したものを選ぶ必要があります。


それでは、体質や生活習慣でどのような青汁を選んだらよいか、例を挙げてみます。

肉食の多い方

普段から肉食が多く、野菜を殆ど食べない方は、どの青汁を選んでも良いと思います。
特に赤ら顔で筋肉質のガッチリした体格の方はケールがお勧めです。
逆に痩せの大食いタイプや皮膚の青白い方はヨモギの青汁をお勧めします。

善玉菌を増やし腸内環境を整える

腸内の環境を変えたい方は、ヨモギの青汁やイグサの青汁がお勧めです。
ヨモギやイグサは日本の気候風土に最も相性がよく、イグサは今まであまり利用されてはいませんが有効であると考えられます。

この考え方で言えば、お米の若葉(イネの若葉)も良いかもしれません。
お米を取った後のワラには納豆菌など日本独特の代表する菌が生まれます。

ヨモギは、大量に含まれる食物繊維が腸内細菌の住みかになり善玉菌の成長をサポートします。
イグサとヨモギを一緒に取るともっと良いかもしれません。

活性酸素

今話題になっている活性酸素の問題です。
SOD物質は毎日取り入れて若くて活き活きしたいものです。

以前から大麦若葉に入っているSOD物質は話題になっていましたが、ヨモギのSOD物質も大麦若葉に負けないすばらしいものが豊富に入っています。


ダイエット

ダイエットには最近明日葉の青汁や桑の葉の青汁などがマスコミに取り上げられています。
また、以前からヨーグルト、きな粉、豆乳、ビール酵母、玄米胚芽、小麦胚芽など様々な食品がダイエットに使われてきましたが、ほとんどが陰性タイプの食品です。

このような食品を利用する場合、よもぎ青汁をプラスしてやることで、バランスが良くなります。
ダイエットはバランスを第一に考えてください。


家族で青汁や野菜ジュース、ヨーグルトなどを飲んでいる方

家族4人いれば、体質もそれぞれです。
特に女性は男性と違い、陰性タイプの体質の方が多く、陰性タイプの野菜ジュースやヨーグルト、ケールや大麦の若葉青汁などはマイナス面もあります。
よもぎ青汁をプラスすれば陰陽調和し、どなたにでも安心できるものになります。

青汁は飲んだほうが良いのは間違いありませんが、体質によって使い分けが出来ると、より効果的です。

そして、よもぎの青汁は幅広い方々に相性が良いことがご理解いただけたと思います。

迷ったときはよもぎ青汁です。

是非実践してみてください。