どくだみと聞くとあの独特の香りを想像される方も多いのではないでしょうか。
実はどくだみにはさまざまな薬効があると言われています。
そこで今回はどくだみ茶について効能や効果的な作り方などを主に説明していきます。
ぜひ最後まで読んでください!
目次
どくだみ茶とは
どくだみについて
どくだみは道端・野山など湿気の多い日陰に群生する野草です。全草からは独特な強い匂いを発します。白い花弁状のつぼみに黄色の花を穂のようにつけており、とても綺麗なお花です。
どくだみ茶について
どくだみ茶はどくだみから作られるお茶ですが、どくだみは昔から「十薬」と呼ばれており、重宝されてきました。
どくだみ茶の効能
美肌効果
どくだみにはデカノイルアセトアルデヒドが含まれています。これは、精油成分の1つで強力な殺菌作用があると言われています。そのため肌荒れの原因である細菌の働きを抑えてくれます。
また、どくだみには毛細血管を丈夫にしたり、新陳代謝をアップさせてくれたりする成分も含まれているため、美肌を保ってくれるのにも役立ちます。
動脈硬化や高血圧などの予防
どくだみに含まれるクエルシトリンには毛細血管を強化してくれます。それによって、動脈硬化の予防が期待できます。
またカリウムも豊富に含まれており、高血圧の原因ともなるナトリウムを排出してくれるため、高血圧の予防などにも役立ちます。
便秘改善
どくだみに含まれるカリウムやマグネシウムなどのミネラル類は腸に対して活発に働きかけてくれるため、便秘に対して効果的であるとされています。
デトックス効果
どくだみにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムは体に溜まった毒素や老廃物を排出してくれる作用があります。
それによってむくみの改善やダイエットなどに効果的と言われています。
冷え性の改善
冷え性は血行が悪くなってしまうことで起こる症状の一つですが、どくだみに含まれるクエルシトリンには毛細血管を強化し、血流の流れをよくしてくれます。
それによって、体の先にまで血液がまわり、冷え性や肩こりなどの改善が期待できます。
ただし、冷え性を改善するために即効性のある方法はないため、継続して長い目で見て解消していく必要があります。
どくだみ茶に副作用はある?
どくだみ茶はたくさん飲んでしまうといくつかの副作用を起こしてしまう可能性がありますので大量に飲むのは注意が必要です。
どくだみ茶はカリウムが豊富に含まれているため、腎機能が弱い方は高カリウム血症になる可能性があります。
またカリウムには利尿作用があり、便をゆるくする働きもあるので便秘の方にオススメできますが、飲みすぎると下痢の原因になる可能性が高くなりますのでご注意ください。
ヘルスウェイのどくだみ茶
どくだみは、別名「十薬」と呼ばれ、10種の効能があるということに由来しています。家庭でも簡単に栽培できることから、昔からなじみ深い健康茶でクセのある味と香りが特徴です。